先週、TOP500で最新の世界最速のスーパーコンピューターランキングが公開されました。
ご存知の通り、理化学研究所が開発した富岳が首位を獲得。日本のスーパーコンピュータが世界最速となりました。
富岳はTOP500以外の3つの性能ランキングでも1位を獲得し、世界初の同時4冠を達成しました。
この世界最速のスーパーコンピュータ富岳にPacific Teckの製品が使用されていること、そして富岳以外でもTOP500の上位にランクインした6つのサイトに、11の弊社ソフトウェアが使用されていることを大変喜ばしく、とても誇りに思います。富岳の優れたアーキテクチャを採用したシステムは、先日運用を開始した名古屋大学「不老」を筆頭に、今後も増えていきます。新たなシステムにおいても実証済みソリューションを展開し、広くサポートしてゆけたらと考えております。
TOP500にランクインした製品は次のとおりです。
1位 富岳 / 理化学研究所 (iRODS, SingularityPRO)
11位 ABCI / 産総研 (Univa Grid Engine, Singularity Enterprise, BeeGFS)
26位 Taiwania 2 / NCHC(台湾国立高性能計算センター) (part of the system running Univa Grid Engine, SingularityPRO)
28位 TSUBAME3.0 / 東京工業大学 (Univa Grid Engine, BeeGFS)
37位 Flow / 名古屋大学 (BeeGFS, NVMesh)
60位 Oakbridge-CX / 東京大学 (BeeGFS)
284位 AFI-NITY / 東北大学 (Univa Grid Engine)
Pacific Teckは今年から新しくクラウドストレージ(RStor)、クラスター管理(Bright Computing)、オブジェクトストレージ(Caringo)の取り扱いを開始。さらにiRODSおよびRStorと弊社との友好的な関係により、RStorがホストする低コストのクラウドデータストレージにデータ移動を可能にするソリューションを提供できるようになりました。ご興味のある方はお気軽にご相談ください。