オブジェクトが作成から 30 日以内に削除された場合、作成日から30日間はその容量が使用された状態とみなされるポリシーです。ファイルを上書きした場合も同様に、新しいファイルの容量以外に上書きされた古いファイルの容量が存在するとみなされます。これは、上書きされる前のファイルが削除済みストレージに移動され、新しいファイルが保存されるためです。
バケットに5TBのオブジェクトを作成し、30日以内にその中の5TBのオブジェクトを削除したとしても30日目までは5TBが使用された状態とみなされます。
5TBのオブジェクトB■を作成して30日以内に削除し、同時に6TBのオブジェクトC■を保存した場合、削除されたオブジェクトB■は削除済みストレージに移動されるため、最初のオブジェクトB■生成から30日までは11TB (5TB + 6TB)、31日以降は6TBの容量が使用されているとみなされます。
5TBのオブジェクトD■を作成し、30日以内に6TBのオブジェクトD’■を上書き更新した場合、上書きされたオブジェクトD■は削除済みストレージに移動されるため、最初のオブジェクトD■生成から上書きまでは 5TB、その後30日までは5TB + 6TB、31日以降は6TBの容量が使用されているとみなされます。