2024年8月7日
近年、マルウェアによる攻撃は増加傾向にあります。特にランサムウェアやスパイウェアなどのマルウェアによる攻撃が顕著で、アジアおよび日本でも被害が報告されています。標的は多岐にわたっており、個人、企業、政府機関などさまざまな組織が攻撃の対象となっています。弊社のお客様(アジアの某大学)も昨年被害に遭われたそうで、「対応にかなりの時間と労力がかかっている」と嘆いておられました。これは決して他人事ではありません。現代のコンピューティング環境では、様々な脅威からアプリケーションやシステム、そしてデータを保護するために対策を打つことが大前提となっています。
そこで弊社は Anchore Enterprise の取扱を開始いたしました。Anchore Enterprise はブラックボックスになりがちなコンテナの中身をチェックし、マルウェアやセキュリティ問題、脆弱性を検出したり、SBOM(Software Bill of Materials)を作成して管理し、報告された脆弱性のアラートを立てることができるツールです。
これにより、持ち込まれたコンテナが安全か?長く使っているイメージに新たに脆弱性が見つかってないか?といった心配を無用にできます。コンテナが多用される環境では必須のツールと言えます。