

VDURA Data Platformは、AI・HPC向けに設計されたソフトウェア定義型のデータプラットフォームです。NVMeフラッシュとHDDを1つの名前空間で自動的に使い分け、GPUに途切れなくデータを供給しながら、ストレージコストを大きく抑えます。20年以上の実績を持つ並列ファイルシステム「PanFS(旧 Panasas)」の技術を受け継ぎ、世界1,000件以上の本番環境で稼働しています。


複数のノードから並列にデータを届け、1ラックあたり最大2.7 TB/sの帯域を実現します。

専用機器を使わず、汎用サーバーとHDD/SSDで構成。性能はフラッシュで、容量はHDDで、必要な分だけ拡張できます。

ノードをいくつ追加しても、1つのGUIまたはCLIからシステム全体を管理できます。
VDURA Data Platformは、VDURA社が開発する並列ファイルシステム(ソフトウェア)と、各社の業界標準ハードウェアを組み合わせたストレージ基盤です。汎用サーバー上で動作するため、特定ベンダーの専用ハードウェアに縛られません。
ソフトウェアがデータの配置・保護・高速化をすべて担うため、専用の高価なハードウェアは必要ありません。サーバーはSupermicroやDellなど、記録メディアはSeagateのHDDやKIOXIAなどのSSDといった、実績ある認定製品を使用します。
この「ソフトウェア×標準ハードウェア」の組み合わせにより、フラッシュの高速性とHDDの大容量・低コストを1つのシステムで両立できます。「性能はフラッシュで、容量はHDDで」という、世界最大級のハイパースケーラーが採用してきた考え方を、企業や研究機関でも使える形で提供します。
GPUへの投資が進む一方で、「ストレージがGPUの足を引っ張る」ケースが増えています。特にAI 基盤のボトルネックは、いまや計算ではなくデータにあります。

高速なフラッシュと低コストなHDD/オブジェクトストレージを別製品で組み合わせると、管理画面もサポート窓口も2つになり、データのコピーも必要になります。

ドライブやノードの障害時、データの再構築(リビルド)に処理が集中し、GPUへのデータ供給が滞ります。

独自仕様のストレージ装置は、冗長化のための専用部品が必要で、拡張のたびに高いコストがかかります。
VDURAは、この3つの課題を「1つの制御プレーン、1つのデータプレーン、1つの名前空間」で解決します。

NVMeフラッシュとHDDを1つのネームスペースで管理。層の間でデータをコピーする必要はありません。

クライアント側のイレイジャーコーディングにより、障害が起きてもGPUへのデータ供給を止めません。

ソフトウェアでデータを保護するため、標準的なサーバーとドライブで高い信頼性を実現します。
| V5000 ディレクターノード | V5000ディレクターノードは、メタデータの処理を担う、システムの司令塔です。 フラッシュに最適化されたメタデータエンジン「VeLO」を実行し、数十億件のファイル操作を統制して、AIパイプラインを常にフル稼働の状態に保ちます。コンパクトなサーバー1台ごとに、多コアCPU、大容量のDRAM、デュアル200 Gb/sのネットワークを搭載し、超低レイテンシでの処理制御を実現します。データは、瞬時のセキュア消去と、オプションのエンドツーエンド暗号化で保護します。さらに、工具不要で保守できる設計と冗長化電源により、高い要求が課されるAI・HPC環境での稼働時間を最大化します。 |
| V5000 フラッシュノード | フラッシュノードは、データプレーンの性能を支える基盤で、ユーザーデータの格納だけを担います。構成は2種類から選べます。圧倒的な性能を求める場合は、オールNVMeフラッシュ構成です。高性能と経済性を両立した大容量ストレージが必要な場合は、NVMeフラッシュにHDDの容量拡張を組み合わせた構成です。用途に合わせて柔軟に最適化できるインフラを提供します。 |
| V5000 容量拡張エンクロージャー | VDURA V5000システムでは、容量拡張エンクロージャーを2種類から選べます。HDDを78台搭載する高密度タイプと、108台搭載する超高密度タイプです。 どちらも4Uの19インチラックマウント型で、HDDをすべて実装した状態で出荷されます。4U78は奥行き1mのラックに、4U108は奥行き1.2mのラックに適しています。V5000のストレージエンクロージャーは、以下に示すとおり幅広いHDDに対応しています。また、どちらのタイプにもTitaniumレベルの冗長化電源を2基搭載しています。 |
V5000は、フラッシュ100%の構成からHDD 98%の構成まで自由に選べます。速度が必要ならフラッシュノードを、容量が必要なら容量拡張エンクロージャーを追加するだけ。システムを止めずに拡張できます。
大規模な学習データを高速に読み込み、チェックポイントも短時間で保存します。
モデルや埋め込みデータを低レイテンシで提供。学習時と同じデータ領域から直接使えます。
KVキャッシュやセッション情報をGPUメモリの外に保存し、長時間の対話や処理を支えます。
シミュレーションや解析など、大量データを扱う研究機関・製造業の計算基盤に。

VDURA Data Platformは、ソフトウェアのサブスクリプションと認定ハードウェアを組み合わせて導入します。ハードウェアには長期のサポートプランも用意されています。
Pacific Teckは国内の販売代理店として、構成のご提案から導入、保守まで一貫してサポートします。
防衛、医療研究、大学、政府機関など、高い性能と信頼性が求められる現場で採用されています。
VDURAの認定ハードウェアが対象です。詳しくはお問い合わせください。
6ノードからの構成が可能で、あとから無停止で拡張できます。
オンプレミス、パブリッククラウド、ハイブリッド環境に対応しています。
Pacific Teckが日本語でサポートします。
Pacific Teckは、アジア太平洋地域においてVDURA Data Platformの日本語によるプリセールスおよびポストセールスサポートを提供します。
お問い合わせは info@pacificteck.com までメールにてご連絡ください。